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2013年8月14日水曜日

1400km突破。再Impression

さて、先日走行1,400kmを超えて2回目の
オイル交換が完了♪


これでようやく5,000rpmリミッターが解除。
7,000rpmまで回せる。


そこでさっそく7,000rpm付近までぶん回しながら
いろいろ再確認。




ライポジ:
まずは、足付き性。168cm、手足がコンパクトな人は両足ほぼ着きません。プリロードが最低の「URBAN」にして、シートの一番細いところに座ってもつま先立ちバレリーナ。ここは素直にケツをずらすことに慣れることにしよ。。。。荷物満載のとき大丈夫かな。。。。


次にハンドル。足付き性同様、168cm手足コンパクトだとやはり遠い。ダラダラ走っても結構楽しいのだけど、ハンドルが遠く感じてしまうコンパクトな腕にはがっかり。一方、多機能にも関わらず、操作系はとてもシンプルにまとまっていてかつ、操作もしやすい。
マスターキーオン、エンジン始動、ライティングモードの切り替え、セッティングのカスタマイズ、ラインディングコンピューターのディスプレイ切り替え、グリップヒーターの切り替え、ロービーム/ハイビーム切り替えも全て左と右のグリップにあるボタンだけで行う。これは昔味わったTVRの「オーナーしかわらかない」に少し通じるものがあって、操作をする度になんだか嬉しくなる。


取り回し:
168cm、手足がコンパクトだとハンドルの幅もここで気になってしまう。何せ今まで乗っていたFirestormより背がだいぶ高い上に、ハンドル幅もかなり広くなった。切れ角はかなりあって、小回りは効くし、重くないからまだ良いが、ハンドルに手をかけて押したり引いたりすると片腕が伸びきりそうで、不安定。おっかない。またがっての移動は足がつかないから持っての他。。。。ここは何としてでも慣れなければならない。

エンジン:
言わずと知れたLツイン。FirestormのV型との違いは、爆発のキレだろうか。爆発一つ一つがFirestormのそれとは比べ物にならないほどはっきり感じることができる。結果、鼓動感をより感じることができる。Sport、Touringモードでは3500rpmから明らかにトルクが盛り上がり、それが回転の上昇に伴ってさらに湧き出てくる。非常にパワフル。最高出力は7000rpm以上の領域で発生するので、これは未体験。でもコーナー立ち上がりで簡単にトラコンが介入するほどのパワー。アクセル操作は慎重に。。。。

旋回性:
これはFirestormとは異次元。リア190幅のタイヤのおかげか、倒し込み中にリアが旋回力を強く生んでいるのを感じることができる。また、フロントに荷重を残して倒し込もうものなら、これまたずごい旋回力を生みながらノーズを巻き込んで行く。そしてバンク角が決まるのを見計らってアクセルを開けて行くと凄まじい勢いで加速しながら旋回して行く。15年の違いは本当に大きい。現代のバイクは凄いな。。。


タイヤ:
ムルティストラーダはDucatiがPirelliと公道開発したスペシャルタイヤ、スコーピオントレイルなるものを装備している。フラットダートや、砂利道を走れるだけ丈夫なトレッド面と、オンロードでスポーツ走行に耐えうるグリップ力を発揮するのが売りらしい。ダートはまだ試していないが、オンロードでは必要にして十分なグリップがある。もちろん世に出ているハイグリップタイヤには敵わないだろう。でもウェット、ダートも走れると思えばたいしたもんだ。ムルティストラーダのパワーと旋回性が相まって、早く摩耗しそう。タイヤのせいなのかは不明。様子を見たいと思う。取り合えず次はお気に入りのミシュランにしてみよう。サイズがあれば。。。



足回りとブレーキ:
これはとにかくDSSが生み出す4つのライディングモードのおかげで凄いものになっている。。。。と思う。何せクルーザーのようなフワフワな状態から、カチッとしたスポーツ系まで自由に変わる。町中のトロトロペースはURBANで、ダラダラと走り、流れに乗った郊外のくねった国道はTOURINGモードで快適に流す。楽しいステージに入れば、SPORTモードに切り替えてヒラヒラと舞いながら走ることができる。そしていざとなればラジアルマウントされたブレンボの強力なキャリパーのブレーキはとてつもないストッピングパワーを生み出す。荒れ気味の路面でもフルブレーキングを試したが、ロックする気配がなく、コントローラブル。これABS作動することあるの?というくらい路面をしっかり捉えて減速する。そして特筆すべきは、フルブレーキング字のノーズダイブが少ないこと。これによりフルブレーキング後も安心して旋回に入れる。身体が耐えられれば。。。

総評:
サイドパニアケース、トップケースを装備したフルパニアでも全て取っ払ってもサマになるスタイルと積載性。また、SSの様にカミソリのような旋回性と、暴力的なまでのパワーこそ無いが、ライディングモードを切り替えれば、必要にして十分スポーツできる足回りとエンジン。このモード切り替えで選べる乗り心地と快適なポジションのおかげで、Ducatiなのに?このバイクならダラダラ走ることができる。これまでカッ飛ぶことしか頭になかったオレとしては正直驚きだった。高速も100kmでクルージングできるようになった。(謎)

うん。我ながら素晴らしい買い物をしたものだ。。。。

でもこの言葉は心の奥底にしまっておこう。






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