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2015年7月11日土曜日

代車

燃料計問題を解決すべく、
ムルティをじっくり診てもらうことになった。

まぁ、おそらく燃料タンク内のレベルセンサー周辺だろうとバイク屋さんと疑ってるが、診断機で調べたいらしいんで、バイク屋さんに預けることになった。

この時期に長期入院は痛いなぁと思ってたらご丁寧にバイク屋さんで代車を用意してくれた。正直、代車なんて対したものを期待していなかった。国産400でも借りれればラッキーかなと。。。

ところが用意されていたのはこれだ。


ディアベル!フロントスクリーン、パニアバッグ、バックレストが標準のストラーダだ。
代車の車種は期待していなかっただけに、いい意味で期待を裏切られた。180度くらい。

ということで、突然ディアベルを体験できる機会に恵まれた。

いろんな雑誌に載っている試乗記によると、ディアベルはクルーザーというカテゴリーに分類されているものの、見かけによらずとても軽快に走るらしい。

ライポジは今まで体験したことないもので、シートは低いけど足は前に投げ出すことなく、比較的ネイキッドに近い位置にステップがある。ハンドルは若干遠くて絞られたような感覚だった。でも無理な姿勢ではなく、しばらく走っていたらまったく気にならなくなった。

エキゾースト音は低回転ではムルティと同じようにドコドコしている感じがだが、3000rpmくらいてアクセルをガバッと開けるとアメリカンV8を思わせる「ヒュー」と「ドロドロ」が混ざったような音とともに力強く加速していく。この感覚はムルティにはないものだ。そしてとても刺激的だ。

ディアベルのアイデンティティ?である幅240のリアタイヤ。これはかなり迫力がある。これがとても乗りやすいとは想像しにくい。しかしだ、実際に旋回してみると不思議と違和感が少なかった。そして適度にバンクさせてアクセルを開けると、あの刺激的な「ドロドロ」音とともに鋭く加速していける。これまた刺激的だ。

ちゃっかり山に持ち込んでひとっ走り。

ライポジに一旦慣れてしまうと、旋回も意のまま。倒し込みも、コーナー脱出もとてもスムーズ。確かに見た目からは想像できない。もちろんスーパースポーツに比べればまったりとしているが、自己満足を味わうには十分以上だ。

と、ここまでかなりべた褒め感満載だが、あることに気が付いた。やっぱムルティは乗り心地がいい。ディアベルの乗り心地は決して悪くないと思う。むしろ良い方だと思うし、スポーティーなライディングをしても十分満足できた。でもやはりムルティのDSSに慣れてしまうと、それを装備していないディアベルでマンホール、継ぎ目、段差を超える度に来るあの突き上げ感が気になってしまった。やはりDSSのおかげで軟弱な体になってしまっていたわけだ。。。。

 あぁ~あ。もう普通では満足できない体になっちゃった。。。

まぁ、話を戻すとディアベルはとても扱いやすいバイクだ。スタイルについては人それぞれの好みはあるが、まるでコンセプトバイクのような太いタイヤ、太いエキパイの取り回し、オレは結構好きだ。

ムルティは1、2週間は入院しているだろうから、たっぷり浮気しておこう。。。

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