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2011年11月28日月曜日

なんでTVRだったんだろう。。。昔話その1

頭から離れません、TVR復活。。。。。

思えば、なんでTVRだったんだろう。。。
確か魂とモータースポーツです。TVRと、日本国内でTVRを操る人たちがとにかくいろんな情熱を持っていました。きっとそういった物が見えるpure?な若造だったんでしょうね。TVRと、その取り巻きの人たちからオーラが見えたんです!!本当に!!!そんな環境に触れてしまった若造をより車馬鹿にしてしまったんですね。。。。。そして結果モータースポーツに首を突っ込んでしまうわけです。。。

TVRとの出会いについてもう少し思い返してみますか。

高校生のガキだった頃にさかのぼるなぁ。。。

Griffith。本屋で立ち読みしていたカーグラに紹介されていた。

4.0L V8→重そう→ダルイ→面白くない車。だった。。。でも本は別の記事が気になって結局買った。。。

後で記事を読み返した。4.0L V8+車重1100kg!!??→馬鹿(いい意味で)だ!!

そんなイメージだった。

10数年前のブログに調子こいてインプレなんて書いていたことを思い出してバックアップデータというか、残骸をあさっていたらありました。

オレが10年以上前に書いたTVR Griffithのインプレはこれだ。。。。
あ、Chimaeraを先に紹介していたらしい。。。。じゃ、それはまたのちほど。。。


日本国内でTVRの名を全国に広めた車です。最初に日本に入って来たのが確か1992年辺りだったと思います。このころ高校生だった僕はこのころに雑誌に登場したGriffithを見た気がします。当時超軽量 スポーツカー(Super 7など)に憧れていた僕は、4リッターのV8とグラマラスな出で立ちを見て「でかくて重い車」と判断して記事を詳しくは読みませんでした。デザインは今見てもとてもかっこいいですから、発表された当時はとても斬新なデザインだったと思います。

さて、実物を見たときには大きさというのはあまり感じなかった。むしろボディーに対してキミーラ同様にコクピットが小さく見える。もちろん決して狭くはない。フロントはスラントしたノーズに埋め込まれたヘッドライトと、その下にフォグランプ。ボンネットにはとても効果 がありそうな熱抜き用の巨大ダクトが設けられている。後ろにまわるとグリフィスの特徴的なケツを拝める。すぱっと切り落としたようなテール部分。ほとんど真っ平ら。突起物は無理矢理止めてあるナンバープレートぐらいだ。テールランプは四角いコンビネーションランプ。このレンズは聞くところによれば、オペルのものを流用したものだという。この辺りにも手作りの雰囲気を見ることができる。実は僕がGriffithで一番好きなのはなんと行っても悪そうなテール部分だろう。斜めに装着されたナンバー(年式による)と直管にしか見えない斜めにつきあがったテールパイプ。○走系にも見えなくない。それに加えてドロドロとV8を奏でるわけだからワルさ倍増だ。

こんなワルイ?Griffithはギミックが採用され始めたTVRラインアップの中では最初だったと思う。ドアを開けるのに引っ張るのに適した形をしたレバーがあるのだが、これが引っ張ってもビクともしない。「実はこれ、押し込むんだよ。」とオーナーがニヤニヤしながら僕に教えてくれた。こういったちょっとした優越感もTVRオーナーである人たちにのみ与えられた特権だ。インテリアはGriffithより先に試乗したChimaeraに比べてしまうとさすがに少々古さを感じるインテリアだが、今時の国産車に劣らないかっこよさがある。Chimaeraもそうなのだが、メーターパネルは木目とアルミの2種類があるらしい。試乗車は前者の木目仕様だった。Chimaeraとは若干異なる7連メーターがこのパネルに埋め込まれていた。試乗車にはバケットシートとロールバーが装備されており、とてもレーシーな雰囲気を醸し出していました。

キーを回すと5LのV8が低い雄叫びをあげて目覚めた。初代グリフィスは4Lだったが、最終型は5Lまでスープアップされている。気持ちが舞い上がっていたせいもあるが、「さすが5リッター!音が低い!!」なんて思ったりした。5Lの排気量 のおかげもあってかほとんど気をつかわずに発進することができた。そして車通りが全くない田舎道を快調に飛ばした・・・・と言いたいところだが、このときある事情によりハンドリング等の感触を味わうことは叶わなかった。それ以外の部分のインプレということで進めていこう。ステアリングはパワステが装備されていたため、ハンドルは適度な重さがあって好感を持もてた。パワステがなければさすがにいくら軽い部類に入る最近のTVRでも、少々一般 ユーザには辛い。トルクモリモリエンジンはクルージングにもってこいだった。5速、1000~1500rpmでのクルージングでもアクセルワークにちょっと注意すればスムーズに走ってくれた。残念ながらコーナリングを味わうことはできなかったが、GriffithはChimaeraよりもスポーティーな足が装備されているとのことだ。ということはワィンディングに持ち込めばきっとChimaera以上に楽しい車なのだろう。Chimaeraの試乗記でも説明したように不等ピッチのバネはきっと使われているはずだから初期の沈み込みは大きいのは一緒だろう。スパット切り落とされたリアオーバーハングもいくらか運動性能に貢献してくれるのだろうか。

最後にChimaeraとどっちがいいのかということだが、僕としてはどちらも好きだ。違いは多少あるけど、乗り味も含めてそれほど変わらないように思う。ということは選択に迫られた時のポイントは「見た目」というところか。




う〜ん。。。なんか読み返すと結構恥ずかしいもんですね。。。( ̄ε ̄;)

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